【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

2016年8月8日月曜日

【第八十三回】檜枝岐温泉と奥会津の夏の風光




 2016年8月7日。
 桃の準備が整い、檜枝岐温泉まで配達に出かけることになった。

 昨年は、8月6日に出かけている。

 檜枝岐へ August 6, 2015
 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1055314551175285.1073741953.100000902510120&type=1&l=ad49724bb3


 毎年、夏の桃、冬のりんご等、実りの時期には持って行くことになっている。
 檜枝岐では果物の栽培が難しいので、喜ばれているようだ…。

 檜枝岐については【第十二回】にも記してある。

 【第十二回】奥会津・檜枝岐と下郷・大内宿
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2129.html




 配達する桃は「陽夏妃」という新品種。
 「あかつき」よりも歯応えがあり、甘みも多い。
 すでに「あかつき」は別便で送っているのだけど、菜園で栽培したスイカやカボチャ、ジャガイモも持って行くついでに、顔合わせの面もある。







 土湯バイパス(国道115号線)から望む安達太良連峰、箕輪山(1,728m)。

 箕輪山|ヤマケイオンライン
 http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=225




 土湯トンネルを抜けると正面に磐梯山(1,816m)が現れる。
 天気が良くm山の稜線がくっきりと見えた…。

 磐梯山|ヤマケイオンライン
 http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=228




 存在感を増す磐梯山。
 裏磐梯方向に開いている噴火口も見えてきた。




 県道7号線を行く。
 こちらは磐梯山を背にした猪苗代湖方向。
 稲穂が現れ始めていた。




 7時25分、道の駅「ばんだい」(「伊達〜檜枝岐温泉」地図B)で小休止。

 道の駅ばんだい 徳一の里きらり
 http://www.michinoekibandai.com/index.aspx


 県道7号線から、左折して県道64号線に入り、磐越自動車道河東ICの下を潜る。
 国道49号線とぶつかったら右折…。




 左手に、会津慈母観音像が見えてきたら、国道49号線は大きく左に曲がりつつ坂を下る。
 その辺から盆地の底にある会津若松市街が見えてくる。

 会津中央病院を過ぎ、郷之原信号機の手前で左折して、県道64号線(千石通り)に入る。
 鶴ヶ城と飯盛山の中間をそのまま南下し、会津若松市の中心部を迂回した。
 会津総合運動公園の角のT字路を右折し、国道118号線との交差点で左折。
 国道118号線を南下して、会津鉄道や阿賀川と並走しながら下郷町に入った。




 8時20分、芦ノ牧温泉を通過。
 芦ノ牧温泉には、2008年5月10日に訪れたことがあった。

 【第二十回】福島 新緑の吾妻山から裏磐梯 喜多方そして鶴ヶ城
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_1910.html

 【第二十一回】芦ノ牧温泉から下郷巡り、会津若松・飯森山
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_29.html


 国道118号線は、阿賀川上流部にある大川ダム(若狭湖)を過ぎた後に左へ折れ、天栄村、須賀川方面へ行く。
 代わって国道121号線が下郷町を南下する。




 会津鉄道株式会社
 http://www.aizutetsudo.jp




 8時30分、茅葺屋根の湯野上温泉駅(「伊達〜檜枝岐温泉」地図C)を通過。
 湯野上温泉駅については【第二十一回】【第四十二回】に記している。

 【第四十二回】福島の秋 白河、西郷村から南会津、大内宿
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9.html




 左端に見える山が三倉山(1,888m)。

 三倉山|ヤマケイオンライン
 http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=18667




 南会津町に入り、会津田島駅へ停まる会津鉄道の踏切の少し手前で右折し、国道285号線に入った。
 昭和村から通じる国道400号線とのT字路を左折、すぐにまた右折し、左手に会津酒造を見、駒止峠バイパスの長い上り坂を走った…。




 駒止峠の手間の「会津高原だいくらスキー場」。

 会津高原だいくらスキー場
 http://daikura.net


 ススキが風に揺れていた。
 その後、駒止トンネルに突入…。






 9時20分、道の駅「山口温泉きらら289」(「伊達〜檜枝岐温泉」地図D)で小休止。

 道の駅 山口温泉きらら289
 http://www.kirara289.jp


 目的地の檜枝岐温泉までは、あと30kmといったところ…。
 トンネルを潜って、すぐにT字路があり左折。
 道は国道401号線に変わり、伊南川と並走する。




 伊南川越しに東北の最高峰、燧ヶ岳(2,356m)。

 燧ヶ岳|ヤマケイオンライン
 http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=294


 登山日和だ。




 そば畑の緑が眩しい…。
 道は川と交わりながら蛇行しつつ国道352号線へと変わり、小豆温泉を過ぎたところで檜枝岐村に入った。

 小豆温泉 花木の宿|南会津町観光物産協会
 http://www.kanko-aizu.com/tomaru/1052/


 川も伊南川から檜枝岐川に変わった。




 10時、ひとつ目の民宿「森の宿 樹林荘」(「伊達〜檜枝岐温泉」地図E)に到着。

 森の宿 樹林荘|歳時記の郷 奥会津
 http://www.okuaizu.net/spot/1211/


 桃を届けた。
 樹林荘のご家族は、檜枝岐歌舞伎にご出演されている。

 檜枝岐歌舞伎|尾瀬檜枝岐温泉観光協会
 http://www.oze-info.jp/kabuki/






 道を隔てた向かい側には、岩魚の釣り堀がある。

 釣り堀|尾瀬檜枝岐温泉観光協会
 http://www.oze-info.jp/spot/recreation-fish/




 国道352号線をさらに進むと、檜枝岐温泉スキー場では雪まつりが開催されていた。

 尾瀬檜枝岐温泉スキー場|尾瀬檜枝岐温泉観光協会
 http://www.oze-info.jp/spot/ski/






 10時10分、ふたつ目の民宿「檜扇」(「伊達〜檜枝岐温泉」地図F)へ。

 檜枝岐温泉 民宿 檜扇
 http://hiougi.main.jp


 3年前の秋、尾瀬沼を巡った際には大変お世話になった。

 磐梯吾妻スカイライン〜会津〜檜枝岐〜尾瀬沼〜大内宿 October 12-13-14, 2013
 https://www.facebook.com/toshiaki.ono/media_set?set=a.651137281593016.1073741850.100000902510120&type=3


 その時のことはフェイスブックにしかアップしていないけど、当ブログの方にもいずれはまとめたいと思っている…。




 お茶菓子をいただきつつ、しばし世間話に花を咲かせた。




 イチジクのムースが大変美味!








 10時35分、「檜扇」を発ち、帰路に着いた。

 檜枝岐川の風が涼しい…。
 伊達とは気温が10度違う印象だ。




 南会津町に戻った。
 南郷トマトの産地で、水田に混じって彼方此方に栽培用ビニールハウスを見かける。




 伊南川は鮎釣りの名所。
 釣り人たちが所々で竿を操っていた。

 伊南川の鮎釣り|南会津町観光物産協会
 http://www.kanko-aizu.com/asobu/977/


 伊南川は只見川と合わさった後、下郷町から会津若松の中心部を流れる阿賀川と合流し、新潟県に入って阿賀野川と名を変えて日本海へ注ぐ。






 11時20分、道の駅「山口温泉きらら289」 に戻った。
 日本酒、岩魚の甘露煮の他、「栃のはちみつ」などを購入…。

 岩魚の甘露煮|檜枝岐村温泉・特産事業所
 http://hinoemata073644.ocnk.net/product/11

 夏・山王丸(季節限定品)|開当男山酒造
 http://products.otokoyama.jp/?cat=9

 あらばしり 吟醸生酒|会津酒造株式会社
 http://www.kinmon.aizu.or.jp/?page_id=77




 南郷直売所で、南郷トマトも入手した。
 トマト7個入り1袋500円は安い。
 お土産も含めて、数袋購入。

 よって~けやれ~南郷直売所|南会津町観光物産協会
 http://www.kanko-aizu.com/kau/451/








 国道118号線で会津若松市街に入り、門田郵便局のところで右折、県道64号線で朝と同様に街中を迂回した。
 途中左手に、辛うじて鶴ヶ城の天守閣が見えた。

 国道49号線にぶつかったら右折し、再び県道64号線に入り、磐越自動車道河東ICを潜って磐梯町に入った。




 昼餉は道の駅「ばんだい」で磐梯山塩ラーメン。
 さっぱりとした味わい。




 こいつ、動くぞ。




 13時50分、道の駅「ばんだい」を発つ。




 雲がかかった磐梯山に別れを告げた…。








 晩酌は南会津の酒、会津酒造「あらばしり吟醸生酒」。
 キンと冷えた酒が喉仏を震わせる。






 隣の桃畑では、明日から摘み取りが始まりそうだ…。
 今年もまた卒業の時期を迎えた。