【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

2016年3月31日木曜日

【第六十回】花見山公園巡りと川俣シャモ南蛮せいろそば




 前回のエントリでは、ちらし寿司で花見山を表現した…。

 【第五十九回】食卓の花見山
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_30.html


 そして2016年3月31日、本物に出会うべく、花見山公園へ向かうことにした。

 花見山公園に関する情報、アクセスは以下のサイトをご参考に…。

 花見山公園 公式ホームページ|福島市
 http://www.hanamiyamakoen.jp

 花見山公園|一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ
 http://www.f-kankou.jp/hanamiyama.htm



 9時45分、伊達を出立。





 昨年4月まで葛飾新宿を住処としていたため、なかなか花見山公園の桜シーズンには巡り合わず(GWには一月早い)、9年前に訪れて以来であった。

 【第八回】桃源郷・花見山と川俣シャモ南蛮せいろそば
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2042.html




 10時10分、花見山公園駐車場に到着した(「伊達〜花見山公園」地図B)。

 4月2日から29日までの間(予定)、ここはバス臨時駐車場へと変わる。
 花見山周辺では交通規制が敷かれ、マイカーの乗り入れができなくなる。
 マイカーでお越しの方は「あぶくま親水公園」に停め、そこからシャトルバスに乗り換えて、このバス臨時駐車場に来ることになるのでご注意ください。

 花見山交通規制エリアマップ
 http://www.f-kankou.jp/pdf/hkotsukisei2016.pdf




 「春の花見山周辺まっぷ」右下の多目的広場バス臨時駐車場より、順路に沿って散策開始。

 春の花見山周辺まっぷ
 http://www.f-kankou.jp/pdf/han2-ennaimap2016.pdf




 花々の中、ウォーキングトレイルを歩く…。




 木瓜(ボケ)と菜の花が入り乱れる。




 菜の花畑の前(「春の花見山周辺まっぷ」右中段)は、記念写真スポット。




 10時33分、山の登り口に到着(「伊達〜花見山公園」地図C)。
 民家の庭のような所から、散策コースを登った。




 登り口に咲く侘助(ワビスケ)。




 白木蓮(ハクモクレン)。




 桜は、東海桜(トウカイザクラ)、彼岸桜(ヒガンザクラ)、寒緋桜(カンヒザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)、安行桜(アンギョウザクラ)が見頃であった。






 山道では、花々を通して、福島市街や栗子の山々を見ることができる。








 花桃(ハナモモ)は八分咲き。




 木瓜(ボケ)は五分咲きほど。




 連翹(レンギョウ)の中を歩き、60分コース最後の上り坂を登って、11時ちょうどに花見山公園の山頂に到着した。




 展望台からは吾妻連峰を一望。
 これからますます華やかになって行くだろう…。




 小休止の後、下山の途についた。












 山茱萸(サンシュユ)。




 日向水木(ヒュウガミズキ)。






 花の回廊を下った。






 目線が低くなって行く…。

 中央やや右に見えるコブのような山が信夫山。
 信夫山公園には、福島市の染井吉野(ソメイヨシノ)の開花の基準となる標本木がある。

 信夫山|一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ
 http://www.f-kankou.jp/cgi-bin/f-kankou/asobu/page.cgi?id=6




 11時25分、菜の花畑に戻った。
 違う3グループから記念写真を頼まれた…。





 花見山公園駐車場の方へ戻る。




 「ふれあい茶屋 さくらの」や民家の並びを過ぎた先、右手にも花山があるとのことで、せっかくだから登ってみることにした。






 民家が途切れた所に、気がつきにくい小さな案内板があった。
 康善寺・薬師堂へと通じる山道(「花見山公園〜道の駅「川俣シルクピア」」地図内)である。

 花見山周辺MAP|NPO花見山を守る会
 http://hanamiyama8141.web.fc2.com/map_2.html


 こちらはなかなかの急勾配。










 雪うさぎと白木蓮(ハクモクレン)。




 三連峰の丘(「花見山公園〜道の駅「川俣シルクピア」」地図内)と呼ばれている所で連翹(レンギョウ)越しに吾妻、安達太良の両連峰。
 もう一つの連峰はどこを指すのだろうか?




 11時55分、丘を下る。




 3月30日、福島市で開花宣言が出されたばかりの染井吉野(ソメイヨシノ)がわずかに咲いていた。








 伏見稲荷の石祠(「花見山公園〜道の駅「川俣シルクピア」」地図内)を経由して、もと来た山道の方へ戻った。
 途中の美しさは言葉に言い表せない…。












 中央奥が先ほど登った花見山。




 12時15分、花見山公園駐車場に戻った。

 そこから川俣町に向かい、昼餉に道の駅「川俣シルクピア」2階にある「蕎麦六」で「川俣シャモ南蛮せいろそば」を食べるべく、出かけることにした。
 9年前と同じルートをたどることになる。

 花見山公園バス駐車場から、県道308号線に出て左折。
 200mほど行くと、左手に「とまれ」の標識がある道があるのでそちらに左折して、バス通りに出る。
 福島駅からの路線バスは、この通り沿いのバス停「花見山公園入口」に停まり、花見山公園へはそこから歩く。

 交通アクセス・福島駅からバスで|一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ
 http://www.f-kankou.jp/haccess.htm


 道なりに行くと国道114号線にぶつかって、左折。
 国道114号線に入り、まっすぐ行くとやがて川俣町になる。
 2月22日、「飯野つるし雛まつり」に出かけた時も、この道を通った。

 【第五十四回】飯野つるし雛まつり
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html


 12時45分、道の駅「川俣シルクピア」に到着。
 早速館内に入って、2階にある蕎麦六で名簿に名前を書いて予約した。
 「飯野つるし雛まつり」の帰りに寄った際は、定休日(月曜日)であった。
 今日はそのリベンジ。^^

 蕎麦六
 http://tabelog.com/fukushima/A0701/A070103/7005729/


 名前を呼ばれるまでは1階に下り、15分ほど川俣町の産物などを眺めて過ごした…。




 蕎麦六では、そば打ちの準備が始まった。






 川俣シャモを使った加工食品。

 (株)川俣町農業振興公社(川俣シャモ専門店 地鶏屋本舗)
 http://www.kawamata-shamo.com/




 「川俣にがり豆腐」も美味。
 日本橋ふくしま館「MIDETTE」でよく仕入れていた。




 客に提供するタイミングを見ながらそばを打つ。




 川俣シャモ南蛮せいろそばの大盛り。
 そばの打ち立ての香りが良い。
 シャモの脂が浮いたつけ汁に潜らせて手繰る。




 道の駅「川俣シルクピア」
 http://www.town.kawamata.lg.jp/site/kanko-event/silkpia-shisetsuannai.html


 食後、「川俣にがり豆腐」とがんもどき、桜餅を買った。
 13時30分、花とそばの余韻に浸りつつ、伊達へ戻った。





 おやつは、昨日川俣シルクピアで買った岩木屋の桜餅。^_^



 ○花見山関連記事



 福島民報4月2日朝刊
 http://www.minpo.jp/assets/img/home-shimen.pdf




 福島民友4月2日朝刊
 http://www.minyu-net.com/news/gougai/gougai-pdf/20160402_080720.pdf





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